これはいわゆる『重い』映画です。 久々に観たイタリア映画、きましたねぇという感じです。
なぜ重いのか? この映画の重さは監督自身の体験と重なっている事を知ると納得できます。
そう、確かにいわゆる感動のストーリーっぽくなっていますが、最後のシーンの『重み』は 同じような経験をした人とそうでない人とはまた違うでしょう。 しかしそれこそが監督の伝えたかったメッセージなのだと思います。 映画の醍醐味は疑似体験ですからね。
私の体験をお話しします。 私には5歳になる双子の子供がいます。
奥さんは切迫流産→切迫流産の可能性がありと言われ、 妊娠4ヶ月目からずっと入院をしていました。
そして32週目(いわゆる人間形成のギリギリの時です)に約8ヶ月目に帝王切開でそれぞれ1500g、1300gの小さな体で無事産まれてきました。
現在の医療現場では告知の義務というものがあり、可能性のある病気はすべて教えられます。 それはもう正直パニック状態です。 ですが自分ではどうする事もできないはがゆさ。
人生にはそこでそれに対して向き合うかどうかの選択肢を迫るのです。
おかげさまで下の子は自ら呼吸器を外し自分の意思で息をし、ダウン症の可能性を跳ね除けました。
上の子は目が見えなくなる可能性があったのを手術一週間前に克服して見せました。 そして今まで、特別入院することは一度もなく生活しています。
私は生きている事はそれだけで素晴らしいということを実体験で得ることが出来ました。
まだシャーロット・ランプリングのように穏やかにいる事は難しいですけどねo(^-^)o
映像は良かったです。特にノルウェーの海と大地は最高です

あとバスケット会場でのキム・ロッシ・スチュアートの顔とシャーロット・ランプリングのセリフもグーです。 もちろんアンドレア・ロッシ君の演技は見事!
大変よい映画でした

 | 家の鍵 (2007/03/23) キム・ロッシ・スチュアート、シャーロット・ランプリング 他
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